設立趣意

設立発起人会参加者
設立発起人会参加者

放射性物質の輸送・貯蔵を語る会(仮称)設立趣意書

 

2016,1,22

 

     改正11:2016,4,15

 

改正12:2016,5,14

 

(1)目的

 

放射性物質の国内外の輸送は、IAEAの輸送規則が各国の輸送規制に反映されていることから、安全輸送が定着化した感がある。

 

一方、再処理や最終処分の計画の遅れにより、使用済燃料がこれまでの想定より長期に亘り貯蔵されること、および、今後、原子力施設の廃止措置が本格化することが予想され、長期貯蔵に使用した輸送・貯蔵容器による使用済み燃料の安全な輸送や、解体廃棄物の安全かつ合理的な輸送実現に向けた課題も出てきている。

 

放射性物質の輸送・貯蔵分野においても、他の原子力界と同様に経験者が現役を引退し、若返りが図られつつあるが、経験者の貴重な経験を若手に適切に移転していくという人材育成の課題がある。

 

 経験者が保有する各種の経験を次世代の輸送・貯蔵関係者に移転していくことは、放射性物質等の安全かつ合理的な輸送・貯蔵を実現していくために必要なことであり、そのために輸送・貯蔵に関わる業務経験者が何らかの貢献することは、経験者の義務ともいえる。

 

本会(放射性物質の輸送・貯蔵を語る会(仮称))は、その義務を全うしていく意識の高い経験者が集い、放射性物質等の更なる安全かつ合理的な輸送・貯蔵の実現に協力していくために、活動することを目的として設立する。

 

(2)活動内容

 

  輸送・貯蔵に関わる内外の動向を把握・共有する。  

 

  ②①の結果を踏まえ、関係先に提案・助言等、情報発信を行う。

 

輸送・貯蔵に携わる現役世代のニーズを踏まえた検討・助勢を行う。

 

 

 

(3)会の運営

 

 ・本会には会長、副会長(複数人)、幹事 (複数人、企画、総務(会計含む)、渉外の業務を担う)をおき、会長を支援する。会長、副会長、幹事の任期期間は2年とする。会員は、輸送・貯蔵に関わる業務経験にこだわらず、放射性物質の輸送・貯蔵問題解決に興味を持ち、解決に貢献することに意欲がある者を会員とする。

 

 ・年に数回程度会員が集い、前項の活動を行う場を設ける。

 

 

 

(4)設立発起人(五十音順、敬称略、5/14時点)22

 

青木照美、浅野良一、板原国幸、大橋正雄、金澤寛、苅込敏、北村隆文、久保稔、小鍛冶市造、三枝利有、竹下一彦、清水仁、谷内廣明、野坂明信、能浦毅、林明宏、林俊明、松永健一、安田 均、山田信行、山中庸靖、吉村英二

 

 

 

 

 

、以上